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想いの保管場所

卒業と同時に新しい自担に出会った話。

前回の記事を見ていただいた方、ありがとうございます。吹っ切れてはいたものの、少し前まで本気で一生好きでいるつもりだった人の今後を素直に応援しようと思えなかった自分に対するマイナスな感情や幕を閉じるさみしさはやっぱりまだあって。でも、言葉にすることで改めて整理できてこれでよかったと思えました。

今日は、これからのこと。卒業を心に決めた日に新しい自担に出会ったことを書き留めたいと思います。まさかこんなに早く新しい自担に出会うとは思っていなくて自分が一番びっくりしています。。内容的にもしかするといい印象を持たれない方もいらっしゃるかもしれないので、そういう方はそっと閉じてください。

また、今回もツアーのネタバレが少し含まれるので、そちらも見たくない方はご注意ください。

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正直、私はキスマイの中ではもう誰か一人を心に決めることはないだろうなと思っていて、いわゆる「箱推し」として応援していくんだろうなと思っていた。間近に迫るコンサートを前に「もうキスマイの個人うちわを持つこともないのかな。それはそれでさみしいな。」とすら思っていて、前兆すら感じていませんでした。

そんな私が10/6、横浜アリーナ公演を終えてからしたポスト。よく分からんけど恋してる。

他のグループの誰かに担当が変わるというのはよく聞くような気がする。でも同じグループ内で担当が変わるということは私はあまり聞いたことがなくて。もちろん経験もない。自担ではなくとも、長い間ずっと一緒に見てきた人。12年越しに自担になるなんて本当に想像もしてなくて、ただただ戸惑ったし、今でもまだちょっと戸惑っています。でも、ちゃんと心は決まっています。

 

私の新しい自担になってくれたのは、玉森くん。

玉ちゃんです。

 

10/6当日の話をする前に、これまでのことを少し話します。

玉はかわいくてかっこよくて、ふわふわしていて。でも、キスマイのセンターとしてしっかり芯を持って色んなお仕事をこなしていて。そんな玉が同じグループにいることがずっと誇らしかったし、北山担だったからなのか、北山くんのように私にとっても弟のようなそんな気持ち?感覚?を持っていました。

テレビ番組で「キスマイのセンターって誰なの?」と聞かれて、毎回迷うことなく「玉森です。」って即答する北山くんが大好きだった。

この12年の間に、そんな玉のことがとても心配になった時期が2回あって。

1回目は、いつだったかな。詳しく覚えてないのが正直なところだけど、ツアーで言うとJourneyあたりかな(自信ない)。あくまで私見だけど、このくらいの時期の玉はどこかアイドルというお仕事にしっくり来ていないように思えて。

テレビでも雑誌でもどこでもすごく儚く見えて、本気で玉がいなくなっちゃうんじゃないかって怖かった。ずっとセンターの重圧を感じていただろうし、私が知る限りの玉の性格的にもつらいことが重なってるのかなと思って、ただただ心配だった。ずっとキスマイにいてほしい気持ちと、つらかったら無理しないでねって気持ちが共存している時期が結構長く続いていたと思う。

でも、ある時を境に吹っ切れたように見えて、それからの玉はさらにパワーアップして、これまで弟みたいな感覚だったのがとても頼りがいのある存在になった。キラキラと輝いていて、まさにアイドル。それまではファンに対する発信もそんなに積極的にするイメージではなかったけど、すごくたくさん表現してくれるようになった。

コンサートの本編最後の挨拶を玉がするようになった時、それを聞いて感動して号泣したのを今でも鮮明に覚えてる。

たくましく頼りがいのある存在になってからも甘える弟のようなところも変わらず垣間見えて、北山くんもその度嬉しそうで、私も嬉しかった。心配していた頃の気持ちもすっかりなくなりました。

2回目は北山くんが卒業を発表してからの3ヵ月間。前回の記事でこの3ヵ月はこれからもキスマイでいる6人のことがとにかく心配だったって書いたけど、その中でも特に玉のことが心配でした。

1回目の時のように彼が纏う空気で何かを感じることはあったけど、私の中で玉は直接感情を表に出すタイプではないと思っていて。それなのに、7人でテレビに出る度、すごくつらそうにしてる。もう途中からは「なんで玉にこんな顔させるの?」とすら思ってた(北山くんごめんね)。

同じ気持ちなのかなって安心させてくれる要素ではあったし、それだけ北山くんの存在が大きかったんだなって思えたけど、あまりにもつらそうで悲しそうで私も悲しかった。

北山くんに切り出されてからどんな思いで過ごしてきたんだろう。発表までの間隠さないといけない時期は本当につらかっただろうな。たくさんお仕事してたのに……。そんなことばかり考えた3ヵ月間だった。

9/1からは新たな気持ちで進んでいるようには見えたけど、どことなくまだ心配で。玉を見るだけで泣きそうだったから、テレビやYouTube、まいたますらも何となく見れずにいた。

10/6の横アリ公演はそんな状態で迎えたから、そういう意味でもどう感じるか想像がつかなかった。でも、ライブが始まって6人が出てきて一曲目を歌う6人を見た瞬間、これまでの心配が一瞬で吹き飛んで。

一番心配していた玉は最高にキラキラ輝いていて、これまでよりもっともっとたくましく見えた。歌声もダンスも力強く感じて、気付いたら玉のことばかりずっと探していて。とにかく目が離せなくて、心拍数も上がって、誰かに堕ちる時ってこんな感じなのかなって。

北山くんが自担になった時はゆるやかに好きを重ねていったような感じだったけど、今回は一瞬で堕ちた感覚。

今回席がアリーナの花道横で、途中、目の前にリフターが現れた。そこに来たのは玉。玉がそこに立った瞬間「あぁ、私この人のこと好きだな。」って思った。弟みたいな感覚ももう1ミリもなかった。

ポストしていたファンサをくれたのもこのとき。でも私こんなことを考えながらずっとボーっと見つめていて、半分くらい気付いてなかった(笑)友達に言われて気付いた(笑)

公演後にこの話を友達にした時に「ファンサもらったからじゃないよ!笑」って謎の弁解をしたけど、今になってよく考えたらこのタイミングでしてくれたのも何か縁を感じるなぁって。

今回のツアー、私はペンライトを何色メインで灯すか迷いながらずっと白を灯していたけど、後半は黄色に変えて、新しいキスマイへ応援の気持ちを精一杯伝えてきました。

本編最後の挨拶は今回も玉で。ニュアンスだけどこんなことを言っていた。

「今回6人になって初めてのツアーということで、みなさんも違和感とか慣れない部分があったかもしれません。でも、これから僕たちがやることは何一つ変わりません。いつも応援してくださるみなさまにこれからも全力を尽くしていきます。これからも一緒に楽しんで、一緒に未来を作っていきましょう。」

玉が挨拶をするようになったときの感動と同じくらい感動して、改めてこの人に、この6人についていきたいと強く思った。私のもやもやを全部吹き飛ばしてこれからの未来にワクワクをくれた6人に、玉ちゃんに、心の底から感謝した瞬間でした。

アンコールで一生懸命走ってる玉、かわいかったなぁ〜!笑顔が眩しすぎた!

というわけで、またまた長くなってしまいましたが、これからは玉森担としてキスマイを応援して行こうと思います。

玉ちゃん、これからよろしくね。

これからもお付き合いいただけるお友達も、しばらくは違和感あると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

北山担を卒業します。

タイトルの通り、北山担を卒業します。

卒業?担降り?することを公言することに賛否はあるみたいだけど、長い間北山担だった私がいきなりそうじゃなくなることに対して何も伝えずに、というのもなぁというのと、今の気持ちを記録しておきたかったので書いてみます。

交流のあるお友達でこんな話題も大丈夫!読んでみたい!という方にだけ見てもらえたら十分なので、当てはまらない方はスルーしてください。

結構長くなっちゃったので、お忙しい方も見なくて全然大丈夫。あと、今回のツアーのネタバレが少し含まれるので、そちらも見たくない方はご注意ください。

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私はちょうどキスマイがデビューした頃からキスマイを好きになって。修論佳境の時期でその後社会人になるタイミングだったのでしばらくはゆるくファンをしていたけど、社会人になって少し慣れた頃からどんどんファンとしての活動の幅を増やしていって、今に至ります。

私は薄くて目がシュッとしてて色が白くて優しそうな顔にスラッと細身体型の人がタイプで、正直北山くんは全く当てはまらず、全然タイプではない。だけど、仕事に対する考え方とか立ち振る舞い、何より声と踊り方が本当に大好きで、最初は「なんとなくキスマイが好き」だったところから北山担になるまではそう時間はかからず。

北山くんに対して恋愛要素のような感情はほとんどなくて、「この人と一緒に仕事したいな〜」みたいなよくわからない感情(笑)だけど、私にないものをたくさん持っていて、「尊敬」の気持ちがすごく強かったかな。

自分自身のライフステージにおいても常に支えてくれて、少し前までは「私は一生北山担だろうな。」って真剣に思っていたし、何年経っても好きをアップデートさせてくれる存在だった。

転機になったのは「キスマイを卒業して第二の人生を歩みたい」と言われたこと。何度か囁かれていたから覚悟はしていたつもりだったけど、やっぱり全然受け入れられず。

この12年の間、正直「北山くんってこのグループで居心地悪いのかな」って思うことが一度や二度じゃなくて何度もあったし、仲の良さそうなグループが羨ましくて仕方のない時期も何度もあった。

だけど、想像はできても結局7人の付き合い方は7人にしかわからないし、仲がいいことがいいエンタメを作ることと必ずしもイコールではないと思ってたから、そこについては自分の中で消化してきて。

何より北山くんはキスマイに強い想いを持ってずっとずっと大事にしていたのを見てきたつもりだったから、まさかキスマイからいなくなる日が来るなんて思ってもいなかった。

そんな中で告げられたグループからの卒業。「そっか、そうなんだ。」ってどこか他人事な気持ち。でも私は北山宏光という人が好きだから。どこにいってもそれは変わらないし、応援していきたいなと思って。ちょっとずつ受け入れようとはしてみた。

気になったのは、北山くんがいなくなったキスマイを、私はこれからも応援していくのかな?私は「北山くんが好き。だから北山くんがいるキスマイも好き。」なのかな?そんなこと考えたこともなかったから、これから北山くんを、キスマイを、どう応援していくのかもまた想像がつかず。

告げられてから卒業までの3ヵ月の間、私は北山くんよりも、これからもキスマイでいる6人のことがすごく気になって。ちゃんと納得できてるのかな?無理してないかな、プレッシャーを感じすぎてないかな、何かを発信してくれればくれるほどとてもとても心配になった。

きっと話し合いをする前から北山くんは気持ちをまとめていたんだろうから、話し合いをして発表する頃にはある程度心の整理ができていたと思う。だけど6人は?告げられて半年そこらで整理なんて無理だよね。

整理しきれてない気持ちやさみしい気持ちを伝えてくれる場面が何度かあったことがせめてもの救いだった。そうだよね、同じ気持ちだよ、無理しないでねって思いながら3ヵ月過ごすと同時に、6人になったキスマイも変わらず応援していきたいなと思うようになった。そう思えた自分が嬉しかったな。

これからもキスマイを応援しよう!って気持ちで8/31を迎えて、今度は北山くん。今後についても噂があって。でも、細かい理由は置いておいて、私はその噂にあまり前向きな気持ちが持てなかった。元気でいてくれれば、できることなら表舞台にいてくれたら、そう思っていたつもりだったけど、いざ現実になると、元気でいてほしいことには変わりなくとも「どこでもいい」とは思ってなかったんだなぁと実感して。

そもそもこれから何をするかもよくわかってないし、こうだったらいいなという未来でもなかったし、今度はこれからも北山担でいることに迷いが出てきました。

9/17の配信も見る気にならなくて、でも焦って決めることでもないし、これからの姿を見て決めればいいかなくらいの気持ちだった。

そんな気持ちのまま、新体制での初めてのコンサート「Kis-My-Ft2 -For dear life-」の横浜アリーナ公演に参加。6人のキスマイを見て何を思うのか本当に想像がつかないままだったけど、始まってみると大好きなキスマイがそこにいて、違和感も新鮮さに変えていて、新しいキスマイもめちゃくちゃかっこいいじゃん!!って本当に嬉しくて楽しくて。何より6人の決意みたいなものがひしひしと伝わってきて、改めてこれからもついていきたいと思った。

と同時に、私は「キスマイにいる北山くん」が好きだったんだなってことに気付かされて、それに気付いた瞬間、ようやく心のもやもやみたいなものがなくなった気がして。

本編最後に歌った「ともに」。会場が一気に真っ赤になって。そんな光景の中で6人が歌うこの曲にこれまでのことをたくさん思い出して、涙が止まらなかった。ただ、この時思ったことが「北山くん、今までありがとう。」だったから、これで北山担を卒業しようと心に決めました。

もしかしたらペンライトを赤にしたくない人もいたかもしれないし、いたって全然おかしくない。でも、私が見渡す限り違う色にしてる人はほぼいなくて、そんな方達とこれからもキスマイを応援していきたいと思った。

北山くんには本当に本当に感謝してもしきれないし、この12年の想い出はずっとずっと大切にしていきたい。色んな気持ちや経験をもらったし、支えてもらったし、何より北山くんを好きになったことで得たたくさんの出会いには感謝の気持ちでいっぱいです。

12年ってとっても長くて、北山担じゃなくなる自分が想像できなかったし、さみしい気持ちもすごくある。でも、北山くんがそうしたように、私も「ずっとそうだったからこれからもそうでいなきゃ」みたいな考えはせず自分の気持ちに正直になろうと思います。

北山くん、12年間たくさんのものをありがとうございました。

お友達のみなさん、これからも仲良くしてくれたらすごく嬉しいけど、難しい方はそっとフェードアウトしてもらって全然大丈夫です。

長すぎだね(笑)

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!